オーケー、純粋主義者たちに僕はここでボコボコに叩かれるでしょう。月面着陸50周年を記念して、歴代のスピードマスターのなかで一番好きなものを考えろと言われて、選んだのがこれだって? プロフェッショナルモデルでもないし、ましてやブラックダイヤルでもない。でも、正直に言うと、だからこそ気に入っているのです。この時計は、スピードマスターの中核を成すと考えられているいくつかの特徴はありませんが、同時に100%スピードマスターであり、他のものとは間違えられることはないのです。
バーゼルワールド2020で初めてこの時計を見たとき、僕は夢中になりました。もともと小型のストレートラグを備えたケースを持つ初期のスピードマスターの大ファンだったので、Ref.2998復刻モデルは僕にとって何ら問題のないモデルだったのです。しかし、先ほど述べたように、このモデルが僕のなかの成層圏(この宇宙ネタ通じるかな?)に達したのは、スピードマスターに期待されるものを覆したその手法。クリームカラーダイヤル、ダークブルーのチャプターリングとサブダイヤルは、クラシックなパンダダイアルを見事に再現していて、ブラック一色のスピーディと同じコントラストの強調が見られます。ダークブルーベゼルは時計を美しく縁取り、オメガはベゼルの外観を正確に復刻する素晴らしい仕事をしました(これは一般的な時計ブランドが苦手とすることです)。
とはいえ最終的には、これはスピードマスターでなければなりませんよね? もちろん、そうです。本モデルに搭載されるCal.1861は、国際宇宙ステーションのスピードマスターにも採用されています。また、全体的なダイヤルレイアウト、ベゼルのプロポーション、手首へのフィット感などは、まさにスピードマスターそのものです。伝統的でない色にもかかわらず、この時計をデイトナやカレラと見間違える人は、まずいないでしょうし、もし僕がスピードマスターを日常的に身につけるとしたら、この時計で決まりです。
2020年 オメガ新作 スピードマスター偽物“シルバー スヌーピー アワード” 50周年記念 310.32.42.50.02.001
サイズ | カラー | 素材
スピードマスター “シルバー スヌーピー アワード” 50周年記念
Ref:310.32.42.50.02.001
ケース径:42mm
ケース素材:ステンレススティール(ポリッシュ&ブラッシュ仕上げ)
防水性:50m
ストラップ:ブルーのナイロン製ファブリック、ストラップの裏地にアポロ13号の軌道をエンボス加工で描く
ムーブメント:手巻き、Cal.3861、50時間パワーリザーブ、毎時21,600振動、26石
仕様:時・分・クロノグラフ秒表示、スピードマスター 第4世代にインスピレーションを受けたシルバー製のステップダイアルに3つのサブダイアルとダイアルの傾斜に合わせて角度をつけたインデックス(サブダイアルとインデックスはPVDでブルーに)、9時位置のサブダイアルにはシルバー スヌーピー アワード受賞者に贈られるシルバー製のピンと同じポーズをした宇宙服を着たスヌーピーをエンボス加工で表現、ブルーセラミック[ZrO2]製のベゼルリングにホワイトエナメルのタキメータースケール、マジックハンドに司令船に乗ったスヌーピーがあしらわれクロノグラフ機能が使用されると 月の裏側を旅するように回転、スモールセコンドとして連動して動く地球をかたどったディスクが1分間に1回転、ケースバックの周囲にシルバー スヌーピー アワードへのトリビュートとなる“SILVER SNOOPY AWARD OCT. 5, 1970””APOLLO XIII APRIL 1970”の文字を黒でエングレーブ
- 作品名
- 2020年新作スピードマスター CK2998限定モデル
- 登録日時
- 2022/02/10(木) 19:10
- 分類
- 未分類